今日は小春日和。というか春日和。
カレンダーを取り置きしてもらっていたのを取りに行った。
行くといつもだが、本の量に圧倒されてやたら欠伸が出る。
到底読めない量なのでどどっと疲れが出る。
買うのはたいてい文庫でハードカバーはめったに買わないので、ちら読みする。
あるエッセイで、私は物忘れがひどくてすべて忘れた、とあとがきに書いていたが、
じゃ、なんでこんなに昔のこと詳しく書けるのさ、
物書きにはウソツキが多いとつくづく思う。
他にも、私は本をちっとも読んだことがないのにパソコンをいじっているうちに
本が書けた、と言っていたので本気で信じていたら、
後からオオウソだとわかったことがある。
以来、その人の新聞に載る文章までウソ臭く思えてしょうがない。
ま、作家も詩人もわからない人が多いね。もっとも人間はみな、わからないけど。
帰り、月が澄んでいた。